多くの若手SEやアプリケーションエンジニアが、
日々JavaやRuby、Pythonといった開発言語であったり、開発手法を学んでいます。
たしかに新しい言語を学べば仕事の幅も広がりますし、
自分の興味がある分野(まぁそうでない人もいるかもしれませんが・・・)なので学ぶことが楽しいというのもあるかと思います。
ですが、ここで一つ私からの提案です。
「若手SEやアプリケーションエンジニアの方こそ、AWSを学習すべきです!」
なぜ若手SEやアプリケーションエンジニアの方こそ、AWSを学習した方がいいのか?
本記事ではその理由についてご説明します。
理由① 簡単にアプリを試せる環境が手に入る
まず大きな理由の1つとして、AWSを知ることで簡単にアプリを試せる環境が手に入ります。
例えば実際にインターネットに接続されたWEBサーバーであるとか、バッチサーバーとDBサーバーがある環境とかです。
自分でアプリを開発すると、
「あれ?ここで実際にサーバー通信したらどうなるんだろう?」
とか思う場面がありますよね?
そんな時に役立つのがAWSです。
とりあえず、ちゃっちゃとサーバーを立ててアプリの動きを試してみる。
AWSを使えばそういったことができるんです。
しかもその環境は自分で自由に好き勝手できる環境であり、
しかもほぼ無料で構築することが可能です。
※EC2の無料利用についてご興味がありましたら、こちらをお読みください。
どこまで無料で使えるの?EC2の料金体型と無料・有料のボーダーライン
アプリ開発をする場合、トライ&エラーができる環境があれば
開発効率があがりますし、実際に身に付くスピードも早まるのではないでしょうか。
理由② 開発環境の準備が不要
新しく言語を学ぶ場合、
必要となるのが開発する環境ですよね。
必要なインストールデータをダウンロードして、
それをインストールして、設定して・・・・。
乗り越えなくてはならないことが山ほどあります。
そんなときに役立つのがAWS Cloud9です。
AWS Cloud9はクラウド上で簡単に利用できる統合開発環境(IDE)です。
PHPやRuby、JavaScript等多くの言語に対応しており、コンパイラやツールのインストールは必要ありません。
Cloud9には、EC2を立てる以外に費用は発生しません。
そのEC2についても理由①と同様、ほぼ無料で立てられます。
理由③ フルスタックエンジニアとなって仕事の幅が広がる
フルスタックエンジニアとは、マルチエンジニアとも呼ばれ、
1人でシステム開発ができる人のことをいいます。
アプリケーションもインフラも両方の知識を備えている人材です。
当然、単純なアプリケーションエンジニアというよりは、フルスタックエンジニアの方が
仕事の幅も広がりますし、高い給料ももらえるかと思います。
システム開発に関して全般的にできますので、単純なコーディングやテストだけではなく、
より上流工程の提案や設計に携われる可能性も高まります。
理由④ 自分1人でサービスを作って副業を始められる
新しい言語を学んでいると、
簡単なアプリを開発してみたくなると思います。
そして、それをカスタマイズしていって世に出してみたいとは思いませんか?
なんなら開発したアプリで、副業としてビジネスを立ち上げられるかもしれません。
単にモバイルアプリであれば必要ないかもしれませんが、
サーバーが必要なWEBサービスのようなものである場合、アプリだけでなくインフラが必要になります。
こんなとき、AWSを使えば簡単にローンチできちゃうんです。
まとめ
「若手SEやアプリケーションエンジニアこそAWSを学習すべき」理由は、
以下の4点ということをお話しました。
- 簡単にアプリを試せる環境が手に入る
- 開発環境の準備が不要
- フルスタックエンジニアとなって仕事の幅が広がる
- 自分1人でサービスを作って副業を始められる
もちろん、ITに携わる人全員が今後どんどん拡大するであろうパブリッククラウド について学習しておいた方がよいと思いますが、その中でも若手SEやアプリケーションエンジニアの方が学習するメリットは非常に大きいと思います。
本サイトでは、
若手SEやアプリケーションエンジニアといったAWSにあまり触ったことがない方々向けに、
AWSに関するさまざまな情報を発信しています。
ぜひその他の記事もご一読いただければと思います。
以上、hidesanでした!